【アーケーディア(米国)1日=藤本真育】現地4日にサンタアニタパーク競馬場で行われるブリーダーズCの最終追い切りが、同競馬場で行われた。

BCクラシック(G1、ダート2000メートル)に出走するウシュバテソーロ(牡6、高木)は、川田将雅騎手(38)を背にダートコースで軽快な動きを披露した。

川田騎手は「ウインマリリンに(馬場へ)連れて行ってもらいながら、ストレスを与えないように、オーバーワークにならないように追い切りました。順調にきていますし、レースまでの残り数日間を過ごしてくれればと思います」と話した。

管理する高木師は、追い切りを見届けた後に「動きは良かったですよ」と笑顔を見せた。「今日は反応を確かめる程度だったけど、いい追い切りだった。反応も良く、いつも通りの走り。先週の時点である程度仕上がっているし、いい状態でレースに向かえると思います」と好感触だった。

ウシュバテソーロは今年3月にドバイワールドCを制覇。同一年のBCクラシックも勝てば、史上初の偉業となる。