【アーケーディア(米国)1日=藤本真育】現地4日にサンタアニタパーク競馬場で行われるブリーダーズCの最終追い切りが、同競馬場で行われた。

BCマイル(G1、芝1600メートル)に出走するソングライン(牝5、林)は、戸崎騎手が見守るなか、芝コースで軽快な動きを見せた。追い切り前後の歩様の力強さからも体調の良さがうかがえる。

またがった関本助手は「こちらに来てからも順調で、芝もすごく走りやすく、今朝の動きは良かったです。東京コースに比べてタイトで、小さいコースなので、そこらへんに気をつけて。牝馬ですけど、すごく落ち着きがあり、賢い馬なのですぐに環境に適応してくれています」と話した。

鞍上の戸崎騎手は芝コースを歩いて、馬場を確認した。「日本とは少し違う感じですね。芝の根付き方が違うという印象。ソングラインにとっては問題ないと思います」とイメージをふくらませた。

翌日2日の調整では戸崎騎手が騎乗し、米国での初コンタクトを取る予定。