柴田善臣騎手が1番人気ニットウバジル(牡3、高橋文)を勝利に導き、自身が持つJRA最年長勝利記録を57歳3カ月13日に更新した。

道中は先団外めを折り合い良く追走。4角4番手で直線に入ると進路が狭くなる場面もあったが、抜け出すとグングンと末脚を伸ばした。勝ち時計1分18秒5。

レース後は検量室前、検量室で鞍上に対し「おめでとう」と祝福の声が飛び交った。

柴田善騎手は「良かったですね。ゲートでも気持ちが入っていたんだけど、自分で我慢できていたから。バーンと燃え上がりやすいところがある血統だから、そこだけを気にしていました。まだ緩いところがあるけど、大事に使っていけば楽しみですよ」とうなずいた。