エリザベス女王杯でG1初挑戦初制覇を果たしたブレイディヴェーグ(牝3、宮田)は、関東馬ながらいったん栗東へ帰厩し疲れをいやした。担当の土岐調教厩務員が13日に取材に応じ「こちらへ戻ってきたのは昨夜6時半ごろ。京都から栗東は近くていいですね」と話した。

好位から鮮やかに抜け出しての勝利だったが、「レース後もなかなか興奮が覚めず、表彰式の間、引いてくれた係の女性は『すごく大変でした』と言っていた。栗東に戻ってくるまでテンションが高かった」と若さをかいま見せた。だが、この日の朝は「カイバも全部食べた」とすっかり落ち着きを取り戻していた。15日の水曜日に美浦へ帰厩する予定だ。