マイルCS(G1、芝1600メートル、19日=京都)の最終追い切りが15日、東西トレセンで行われた。

4連勝で前走の毎日王冠を制した3歳馬エルトンバローズは、西村淳騎手を背に坂路で単走追い。楽な手応えで4ハロン53秒7-11秒5という猛烈なフィニッシュを見せた。11秒5はこの日のラスト最速。鞍上は「(師からは)毎日王冠の時と同様な形との指示だった。毎日王冠の時もすごくいい状態だったが、同じかそれ以上」と絶賛。杉山晴師は「ずっと目指してきたレース」と、G1でも古馬撃破を期待していた。