キズナ産駒ジャスティンミラノ(牡、友道)がデビュー戦を白星で飾った。この勝利で管理する友道康夫調教師(60)はJRA通算700勝を達成した。

道中は2番手を追走。前半1000メートル63秒1のスローペースを味方に付けると、直線でも長く持続する末脚を発揮した。残り300メートル付近で先頭に立ち、そのまま後続を引き離した。勝ちタイムは2分2秒0。

マーカンド騎手は「強かったですね。距離はマイルハーフ(2400メートル)までいいと思います。今日も残り800メートルをあれだけのスピードで走ってくれましたから」と、笑顔で振り返った。

友道師は「調教通りの動きを見せてくれましたね。キレるタイプではないので、前々で運ぼうと伝えていました。長くいい脚を使ってくれるので、距離は2000メートル以上でも持つと思います」と話した。

次走はオーナーサイドと相談の上決定される。

◆友道康夫調教師(60)が東京5Rをジャスティンミラノで勝ち、JRA通算700勝を達成した。現役9人目、史上57人目。JRA通算4826戦目。同重賞は62勝(うちG1・17勝)。友道師は「今まで厩舎を支えてくれた全ての人に感謝していますし、何よりよく走ってくれた馬に感謝しています。これからも厩舎一丸となって頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします」と話した。