7番人気チャンネルトンネル(牡、堀内、父グレーターロンドン)がゴール前で差し切り、デビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分22秒0。

先団馬群を見ながら脚をため、直線は外に持ち出した。馬群から先に抜け出したオタルグリーンを鼻差捉えてゴールした。

松岡正海騎手は「元々期待していた馬。気が小さいところが競馬でどう出るかと思っていたけど、やっぱり道中でブレーキをかけたりしていた。もっと気持ちがどしっとしてくれば。でも直線で外に出してたたいたら、いい脚を使ってくれた。道中は無駄なことをしたのに勝てたので、価値がある」と話した。

堀内岳志師は開業2年目で初めての新馬勝ち。「やっと勝てました。スピードはあると思っていました。ただ道中は周りを気にして走っていた。スピードを評価して1400メートルへ。でも今日の走りを見て1600メートルも大丈夫だと思いました。今後はひと息入れて、年明けぐらいになると思います」と見通しを語った。