3番人気タイセイリアル(牡、矢作、父アロゲート)が楽に逃げ切った。

発馬後は好位から進め、3角手前でハナを奪い切って先頭。直線でも脚色は鈍らず、後続に4馬身差をつけた。勝ち時計は1分37秒8。

松岡正海騎手は「返し馬から止まらなかったり、精神的な折り合いがつけばいいですね。ノーステッキで勝つぐらいだから、能力は間違いなくある」と評価した。

父のアロゲートは16年BCクラシック、17年ドバイワールドCなどG1・4勝を挙げ、20年6月に7歳で急死。21年生まれの現2歳が産駒の最終世代になる。

今開催の東京ダートではアッシュルバニパル(牡、田中博)が新馬勝ちしている。