この鮮やかな色を見ただけで、記事をクリックしたくなってしまうのでは…。お疲れさまです。

今朝も外国馬イレジンの取材で東京競馬場へ。「今日はスポーツ新聞の記者さんはおひとりだけのようです」。取材の場をセッティングしてくださるJRA職員さんにそう言われました。ジャンピエール・ゴーヴァン調教師の囲み取材は自分と、フリーライターのT氏(コックスプレート&ブリーダーズカップ取材帰り)の2人で。

ゲート試験を行ったこの日の馬の雰囲気を聞いたり、ゴーヴァン師の厩舎のこと(有名な競馬の街シャンティイではなく、フランス中部リヨンから約100キロの場所)を聞いたり、有名な管理馬サオノワ(小さな街のパン屋さんがオーナーで仏ダービーを勝利)のことを聞いたり、去勢手術を行った理由を聞いたり、帯同馬について聞いたり(マルカンの出走予定はノンとのこと)…。今日も丁寧に取材対応していただきました。

記者席で明日の紙面の原稿を書き終え、帰宅しようとスタンドを出ると、場内では週末の大一番に向け、装飾の作業をされている方の姿が目に入ります。

「こんな時季に咲くものなの?」。結構肌寒くなってきたと思うのですけど、色鮮やかに赤やピンクや黄色やワインレッドの花が咲いています。いろいろな品種があるんでしょうね。競馬場の方の手入れも素晴らしいのでしょう。花のことはまったく無知で、美的センスに欠ける自分ですが、今日は妙に感動して、「すっげーな」「うわー、きれい」「なに、この色?」とブツブツ言いながら、ローズガーデンを1人、グルグル歩いて帰ってきました(※ジャパンC当日の東京競馬場の入場にはネット予約が必要です)。【木南友輔】