種牡馬ダイワメジャー(牡22)は今後、繋養(けいよう)先の社台スタリオンステーションで余生を過ごすことが22日、分かった。同SSの徳武英介場長は「馬は元気ですが、来年は種付けをやめるつもりです」と話した。

同馬は01年生まれ。04年皐月賞でコスモバルクの猛追を制してG1馬の仲間入りを果たした。5歳秋の06年天皇賞・秋、マイルCSを連勝すると、6歳を迎えた07年は安田記念、マイルCSの春秋マイルG1を制覇。同年暮れの有馬記念で2年連続となる3着に入り、G1・5勝の実績を引っさげて08年から種牡馬生活を送っていた。

アドマイヤマーズ、セリフォス、レーヌミノル、メジャーエンブレムなどマイル路線での主役を多く輩出し、同世代のキングカメハメハ、ハーツクライなどの産駒たちとともに競馬を盛り上げた。今年は12頭との種付けを行っていた。