ジャパンC(G1、芝2400メートル、26日=東京)の最終追い切りが22日、行われた。

フランス調教馬イレジンは東京競馬場のダートコースをダクとキャンターで1周した。来日後、軽めの調整に終始する点は気になるが、馬の状態を問われたゴーヴァン師は開口一番、「トレビアン(素晴らしい)」と力強い。「うまく乳酸が排出できないことのある馬で、負荷をかけないようにしてますが、血液検査の結果も異常はなく、日曜のパフォーマンスには影響しません。本国でしっかりやってきたので芝コースには入れないつもり。残り3日間の調整はクレッシェンド(だんだん強く)していきます」と説明した。スクミがひどく、引き運動中心の調整で勝利した第3回スタネーラ(アイルランド)は語り草だが、同馬を思わせる極めて軽い調整が続く。