世界ランク1位の“現役世界最強馬”イクイノックス(牡4、木村)が国内外G1・6連勝を決め、史上初となる総獲得賞金20億円突破を果たした。

国内、海外を合わせ、戦前で17億1158万2100円を獲得していた。ジャパンCの優勝で1着賞金5億円+付加賞386万4000円を上乗せして22億1544万6100円とし、アーモンドアイの19億1526万3900円、父キタサンブラックの18億7684万3000円を抜いた。

また、イクイノックスは今年のドバイシーマCを制しているため、褒賞金200万ドル(約3億円)を獲得した。記録上、総獲得賞金には加算されない。

今年の3冠牝馬リバティアイランド、同世代のダービー馬ドウデュースなどが集った注目の一戦で、世界各国の競走馬をランク付けする「ロンジンワールドベストレースホースランキング」1位の実力を見せつけた。

ルメール騎手は09年ウオッカ、18・20年アーモンドアイに続く勝利で、武豊騎手と並んでJC歴代最多勝となる4勝目。父キタサンブラックも同じく4歳時の16年に勝っており、父子制覇は6組、7回目(ディープインパクトの子ジェンティルドンナが2回優勝)。