パンサラッサ(牡6、矢作)が大逃げで8万人を超える観衆を大いに盛り上げた。

吉田豊騎手を背に、スタート後は一目散にハナへ。2角過ぎの時点で後続を5馬身以上離すと、スタンドからは地鳴りのような歓声が起こった。軽快なペースを刻み、1000メートル通過57秒6のラップがターフビジョンに掲示されると、再びスタンドから大歓声。直線残り200メートルあたりでイクイノックスにかわされ、最終的には12着でゴールした。

吉田豊騎手は「返し馬はすごく良く、休み明けでフレッシュで馬はやる気満々でした。追わずとも前に行けたし『もう少し折り合えー』と思っていた。向正面で手前を替えたらまたいった。最後も手前をかえたら頑張った。最後の1ハロンは止まったけど、すごい馬」と脱帽した。