石橋騎手騎乗の8番人気アイアンバローズ(牡6、上村)が逃げ切り、重賞15度目の挑戦で初タイトルを手にした。21年2着、22年4着とこの舞台は得意だった。スタート直後はアフリカンゴールドにハナを譲ったが、1周目の3コーナーには先頭に立ち、馬群を大きく突き放す逃げに出た。後続が動き出す2周目3~4角で差が一瞬詰まるも、最後の直線ではしぶとい粘り腰で2着に2馬身半差をつけた。勝ち時計は3分45秒4。

石橋騎手は「よく頑張ってくれました。この馬は本当に体力があると感じていたし、そういうレースにしたかった。勝てて良かったです」と笑顔で話した。

2着には外から差してきた2番人気テーオーロイヤル(牡5、岡田)。3着には馬群から早めに抜け出した3番人気マイネルウィルトス(牡7、宮)が入った。

馬連(7)(11)は4340円、馬単(7)(11)は1万2500円、3連複(5)(7)(11)は7580円、3連単(7)(11)(5)は6万5030円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)