ラッキースワイネス(セン5、K・マン)が直線残り100メートルで力強く抜け出した。昨年のこのレースは6着に敗れていたが見事に雪辱。G1・4勝目を挙げた。上位は地元香港勢が独占。

2頭参戦した日本勢は香港勢の壁にはね返された形。果敢にハナを切ったジャスパークローネ(牡4、森秀)が直線で失速し7着、マッドクール(牡4、池添)は追走に苦労し8着に敗れた。

ジャスパークローネを管理する森秀師は「自分の競馬はできたし、楽に行けたけどね。もっと楽に来られた。今の馬の状態なら頑張ったかなと思う。次回、頑張ります」と振り返った。

マッドクールの池添師は「スタートはいつもの感じでしたが、周りのペースが速くて、促しながらの競馬になって、脚をためる余裕がなかった。最後はジョッキーも無理しなかったのかな。馬のコンディションは何のトラブルもなく、順調でした」と話した。