ことはです! 香港国際競走のレース当日はあっという間に終わってしまいました。残念ながら、日本馬の勝利とはなりませんでしたが、全馬が無事にレースを終えられたことが何よりです。水曜日から今日まで、取材対応してくださった関係者のみなさまにも感謝したいです。

今回の香港遠征には、日本馬が13頭出走しましたが、日本人ジョッキーは川田騎手と北村友騎手の2人だけでした。香港マイルでダノンザキッドに騎乗した北村友騎手はレース後、このように話していました。

「香港まで行かせていただけたことを、何より関係者の方々に感謝したいです。安田(隆行)先生も最後で、いい結果を出したかったんですが…。この経験を生かして頑張ります」

21年に落馬骨折し、1年の休養を余儀なくされた北村友騎手。悔しさの中にも、前向きな表情をされていたのが印象的でした。

来年はもっと多くの日本人ジョッキーが海外で見られたらいいなと思いました。【下村琴葉】