3番人気のアスコリピチェーノ(黒岩)が最後の追い比べを制して、無敗の2歳女王に輝いた。

スウィープフィートでG1初騎乗の永島まなみ騎手(21=高橋康)は7着だった。スタートは後手に回ったが、道中は折り合いに専念。直線は大外に出してしぶとく脚を伸ばした。「3、4角は力む面もあったがしっかり我慢できていたし、最後もしっかり伸びてくれました。それでもスタートで遅れてしまったり、私の技術不足です。いい馬に乗せていただいているので、それに見合うよう私も精進していきたいです」と振り返った。この日は7Rを制し、今年のJRA48勝目。女性騎手年間最多勝記録の51勝に、「3」と迫った。

■いい景色でした

ニュージェネラルでG1初騎乗のルーキー田口貫太騎手(20=大橋)は17着に終わった。「少し出負けしたり、あまり競馬に参加できずでした」と悔しがったが、騎乗機会を与えてもらった関係者に感謝。「馬上から見るパドックやファンファーレなどは、外から見るのと違っていい景色でした。これからG1にたくさん乗って、勝てるジョッキーになりたいと改めて思いました」と、目を輝かせていた。