右太ももの筋挫傷で戦列を離れていた武豊騎手(54)が4番人気ソーダズリング(牝3、音無)に騎乗して10月29日以来、約1カ月半ぶりに実戦復帰した。

レースは中団から差し脚を伸ばすも4着だった。鞍上は「スタートが良く流れに乗れたけど、道中力んでいてその分、はじけ切れなかった」と振り返った。

久々のレースには「やっぱり馬の上がいいね。(レースは)全然違うし楽しかった。違和感もなかったし、乗っている方が楽。やっぱりジョッキーやね」と実感を込めた。

17日の朝日杯FSではエコロヴァルツ(牡2、牧浦)で挑み、来週24日はダービーをともに制したドウデュース(牡4、友道)とコンビを組み暮れの大一番、有馬記念を迎える。