石神深一騎手騎乗の1番人気マイネルグロン(牡5、青木)が4連勝で重賞連勝、J・G1初制覇を飾った。勝ち時計は4分37秒9で、昨年より8秒速い。

道中は中団ラチ沿いで競馬を進めると、徐々にポジションを上げて進出。後続を大きく離したニシノデイジー、ビレッジイーグルの先行勢を軽々とかわすと、直線ではさらに突き放し、10馬身差の圧勝だった。石神騎手は5度目の同レース制覇で、J・G1は16年中山GJ(オジュウチョウサン)から8年連続の勝利となった。

石神騎手は「乗る前から自信がありました。(先頭に立つのが)早いと思ったけど、馬任せで行っても残るだろうと。直線は物見するくらいだったし、それでこの時計ですからね」とパートナーをたたえた。

連覇に挑んだ五十嵐騎手騎乗の3番人気ニシノデイジーが2着を確保。3着に4番人気エコロデュエルが入った。

馬連(3)(9)780円、馬単(3)(9)1090円、3連複(1)(3)(9)2160円、3連単(3)(9)(1)5590円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

◆ゴールドシップ産駒のJ・G1成績 中山大障害が初出走で初勝利。JRA重賞は10月の東京ハイジャンプ(マイネルグロン)に続き今年3勝目、通算7勝目