ウシュバテソーロ(牡6、高木)が差し切り、連覇を飾った。道中は後方3、4番手。向正面から徐々にポジションを上げ、直線では外から力強い末脚を繰り出した。勝ちタイムは2分7秒3。

春はドバイワールドCを制し、前走は米国のBCクラシックで5着。世界トップレベルで戦ってきた貫禄を示した。東京大賞典は初制覇となった川田騎手は「無事勝つことができて何よりです。春にドバイワールドCを勝っている馬ですし、それにふさわしい走りをしてくれればと思っていました。ウシュバが連覇で期待に応えてくれましたし、来年もまた世界にチャレンジしにいくこの馬を応援していただければと思います」と話した。

前走チャンピオンズCは追い込んで2着だったウィルソンテソーロは一転して逃げの手に出て、半馬身差の2着に粘り込んだ。3着はドゥラエレーデ。

南関東3冠馬で、今回初めて古馬との対戦となったミックファイアは8着に敗れ、デビューからの連勝は7で止まった。

馬連(5)(9)1010円、馬単(5)(9)1310円、3連複(5)(6)(9)2460円、3連単(5)(9)(6)6950円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)