日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル、6日)へ向け、大みそかにククナ(牝6、栗田)が軽快な動きを見せた。

美浦坂路の2本目に4ハロン57秒4-ラスト13秒7。栗田師は「この時期なのに毛づやがいいですね。(動きに)硬さが出やすい馬なんですが、今はそれがないし、体調が良さそう」と評価する。前走エリザベス女王杯は10着に敗れたが、勝ち馬とは0秒5差だった。2歳秋のアルテミスSはソダシの2着に好走し、桜花賞(6着)やオークス(7着)も走った馬。昨年2月にオープン入りを果たし、七夕賞では9番人気で2着に好走している。「条件もいいと思います。福島(七夕賞)のときのようなイメージで競馬ができれば」と期待する。悲願の重賞初制覇なるか注目だ。【木南友輔】