2年目の小林美駒騎手(18=鈴木伸)が自厩舎の3番人気ファイントパーズ(牝、鈴木伸)で逃げきり、2024年のJRA初勝利を決めた。勝ち時計は1分56秒0。

12番枠から飛び出し先手を主張。序盤の主導権争いを制すと、マイペースで運ぶ。直線も脚色は衰えず、2着を2馬身振り切った。

ルーキーイヤーの昨年は10勝をマーク。今年2戦目で幸先よく白星を挙げ「調教からすごく状態がいいと感じていましたし、自信を持っていいと思っていました。返し馬からいいと感じましたし、すごく落ち着いていい雰囲気でした。こんな形でスタートを迎えられるとは思っていなかったです。これも皆さんおかげですし、何より馬が頑張ってくれました。人馬ともにけがなく、2024年も頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。

また、同騎手は新潟出身で、能登半島地震による実家などの影響については「大丈夫です。ご心配ありがとうございます」と話した。