2024年の中央競馬が開幕しました。東西初日のメインは中山金杯と京都金杯。中山金杯の方は「日刊スポーツ賞」となっていて、是が非でも当てたかったのですが…。

◎ボーンディスウェイは好位3番手から絶好の手応えで直線を向きましたが、伸び切れず4着。▲リカンカブールが突き抜け、2着に○ククナという結果に…。悔しい予想になりました。

昨年は追い込む形の競馬で好走してきたリカンカブールですが、今日はスッと好位のインを確保しました。5歳馬ですが、まだキャリア10戦目。陣営が大事に育ててきた分、今後の活躍が楽しみです。

京都金杯の方は◎コレペティトール、▲セッション、○トゥードジボンという決着。今年も岩田さん(岩田康誠騎手)、ありがとうございました(21年の京都金杯も◎ケイデンスコールでお世話になりました)。

コレペティトールは改めて見直すと、陣営の期待の大きさが伝わってくるレース選択。出世レースの「こうやまき賞」を勝っていて、共同通信杯にも参戦しています(7着)。3着だった新馬戦の2着馬は昨秋の毎日王冠を制したエルトンバローズでした。今日の重賞は54キロのハンデも生きたと思うので、今後は負担重量が増えて、どんな競馬を見せてくれるか、ですね。

中山最終レースは野中騎手がJRA通算100勝を達成しました。15年にデビューした、いつも笑顔あふれるジョッキーです。アイルランドに長期遠征した経験があり、トレセンでは一緒に海外競馬トークをしてくれる仲間。一昨年に結婚し、昨年は責任感も増しました。27歳の今年、大きな飛躍の年になることを願っています。

今週は3日間開催。明日は中山競馬場でフェアリーSが行われます。近年はここで好走した馬が牝馬クラシックで活躍。注目です。【木南友輔】