1番人気ロードアヴニール(牡4、野中)が3連勝でオープン入りを決めた。勝ちタイムは1分54秒3。

2走前の1勝クラスは1角で大きな不利を受け、逸走気味になりながら豪快な差し切り。“令和のオルフェーヴル”か、と話題になった。この日は内枠で砂をかぶり、4角で10番手の苦しい位置だったが、直線で馬群を鋭く抜けてきた。

父がドゥラメンテ、母の父がディープインパクト、母の半兄がロードカナロアという良血馬。野中師は「砂をかぶったときに手応えが悪くなったし、まだまだやらなきゃいけないことがたくさんあるんですけど、今日はゲートの課題も中山への輸送もクリアしてくれました。大物と言われるにはまだまだ。ただ、心臓や筋肉の質は素晴らしい馬だし、4歳になったばかりなので、これから成長していってくれれば。3戦使ったので、休ませてから今後を決めたいです」と笑顔だった。