昨年5月に死去したナイスネイチャの近親として話題を集めていたライスネイチャ(牡3、松永昌、父メイショウボーラー)が、27日京都の新馬戦(ダート1400メートル)に出走を予定している。

昨夏の小倉でデビュー予定だったが、直前になって右膝を骨折。今年2月いっぱいで調教師を定年引退する松永昌師は、ナイスネイチャの元主戦騎手だったこともあり「私の引退までにデビューできるかどうか」と危ぶんでいたが、間に合う見込みだ。

「思ったよりも回復が早かった。去年の夏、骨折する前はいい動きをしていたし、素質はあると思う」と松永昌師は楽しみにしていた。

ライスネイチャの3代母が、ナイスネイチャの母でもあるウラカワミユキ。仕切り直しのデビューに、注目が集まりそうだ。