青森・階上町のワールドファーム生産馬でウインバリアシオン産駒のハヤテノフクノスケ(牡、中村)は、4番人気に支持されて4着に踏ん張った。

好位3番手を進み、直線では先頭に立つような勢いで脚を伸ばした。上位2頭の決め手などに屈したが、昨年11月の未勝利勝ちから挑んだ重賞初挑戦で能力の高さを示した。

岩田望来騎手は「上手に競馬をして、最後は期待できるところまで来ました。コーナーでバランスを崩したのが痛かったですね」と振り返った。

青森産馬がJRA重賞を勝てば、20年2月のダイヤモンドSを制したミライヘノツバサ以来3年11カ月ぶりだったが、次走以降にお預けとなった。