2番人気ウンガイソウテン(牡、田村、父ダノンレジェンド)が逃げ切りで初陣Vを飾った。ゲートを出ると押して押して先頭へ。直線でも脚いろは衰えず、2馬身差の余裕を残してゴールした。勝ち時計は1分28秒1。

石川騎手は「乗るのは初めてでしたが、調教の動画を見ていいフットワークをしていると思った。担当者さんとも話して、今日の返し馬で照らし合わせながらでした。まだ子どもっぽいけど、その分伸びしろがありますね。ゲートも周りを気にしながらでした。本当にいい馬ですし、将来性があると思います。これからいろいろ覚えていけば。1800メートルまでもってくれれば、先々が広がると思いますね」と素質を評価した。

田村師は「この馬はえらいね。年末に重度の風邪をひいた。それから治って、やるだけやってみようと。本人にとっては辛い年末年始だったと思う。競馬の内容も良かったし、ジョッキーもほめてくれた。まず週明けまで様子を見たいですね。距離は延ばせると思う」と振り返った。