北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで8日、種牡馬展示会が行われた。新種牡馬のピクシーナイト(牡6)をはじめ、新入厩馬のサトノダイヤモンド(牡11)、リアルスティール(牡12)など繋養(けいよう)馬17頭がお披露目された。

21年スプリンターズSなど重賞2勝のピクシーナイトが、トップを切って登場した。

事務局の遠藤幹常務取締役は「日本、オーストラリアで大成功を収めているモーリスの本邦初後継。香港での落馬事故の後は本来の能力を発揮することがかなわなくなりましたが、順調なら歴史的なスプリンターとして名を残していたと思います。雄大な馬格、柔らかな身のこなし、ポテンシャルの高さを感じますし、戦績以上に伸びしろがあります」とセールスポイントを強調した。

種付け料100万円(出生条件150万円)ですでに満口という人気ぶりだ。