NARで2年連続の年度代表馬に輝いたイグナイター(牡6、園田・新子)が直線先頭の見せ場を作った。

最内1番枠から2番手を進み、残り400メートル付近で逃げる外ドンフランキーをかわして先頭に立った。最後は力負けの11着に終わったが、地方馬代表の意地を見せた。

新子師は「勝つならあの位置。(直線先頭は)震えたね。震えたけど、直線がむちゃくちゃ長いわ。園田なら勝っている。よく頑張ってくれた。またさらに強くなってくれれば。今は精神的に馬が強くなってきた。今後はオーナーと相談してになるが、ドバイにチャレンジしたい」と振り返った。

次走はすでに招待状が届いているドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル、3月30日=メイダン)が有力視される。