昨年の6着馬で2年連続参戦のスピーディキック(牝5、浦和・藤原智)は13着に敗れた。

テンの3ハロンが33秒9のハイペース。それを道中9番手で構えたが、ラストの長い直線で末脚発揮とはならなかった。御神本騎手は「ついて行った分、しまいが甘くなった。結果的にじっくり行った方が良かったかもしれません」と肩を落とした。

藤原智師は「スタートが決まってついて行きましたからね。もうちょっと伸びるかなと思ったけど、前年よりも速いペースだったし。でも守りに入るよりは、止まってもいいからやってくれと話していました。馬は昨年に比べて汗もかかず、2回目の東京だってことを分かっていました」と振り返った。

次走については「1マイルの馬なのでね。かしわ記念あたりもあるし」と話した。