単勝11番人気のペプチドナイル(牡6、武英)が直線早め先頭から押し切って、G1初勝利を飾った。勝ちタイムは1分35秒7。

ペプチドナイルを所有する沼川一彦オーナー(80=健康食品製造販売卸売業「ペプチドプリマ」代表取締役社長)は「育成牧場と武英厩舎の連携がうまくいったからこその勝利だと思います。関係するみなさんのご努力に感謝しています。前走が案外で、半信半疑で臨んだのですが、昨晩、家内(瀧子夫人)と『きっと、いや絶対勝てるよね』と話していたんです。杵臼牧場さんには昔から懇意にしてもらっていまして、いつも一番のおすすめを選んでもらっています。感謝してます」と話した。

所有馬は過去にキズナが勝った13年ダービーでペプチドアマゾンが13番人気4着の激走。アマゾンで果たせなかったG1制覇を同様に世界を代表する河川の名前を持つペプチドナイルがつかんだ。