昨年の地方競馬で優秀な成績を収めた人馬を顕彰する「NARグランプリ2023」の表彰式が22日、都内ホテルで行われた。

昨年に騎手デビュー50周年を迎えた「大井の帝王」こと的場文男騎手(67=大井)は、4度目の特別賞受賞となった。

「レースに行けばファンの期待に応えられるよう、一生懸命騎乗するのが一番なので。常に勝つことを考えて乗ってきましたね」と、ここまでを振り返った。「最近は競馬1つ勝つのがこんなに難しいのかと(笑い)。その中で7400以上も勝って、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。特別賞は50年乗ってきたご褒美ですね」と喜びを口にした。