今週で定年引退を迎える加用正調教師が(70)が、管理馬ミラクルティアラ(牝4)で勝利した。今年のJRA4勝目、同通算639勝。

坂井瑠星騎手を背に、ハナを主張すると単勝1・7倍の支持に応えて逃げ切った。3勝クラスで2着4回があり、実質トップハンデ56キロ(牡馬なら58キロ)を乗り越えて待望のオープン入りとなった。

加用師は「ドキドキやったね。メンバーも今までと違っていたから、最後までしのいでくれて良かった。最終週に勝てて良かったです」と喜んだ。

表彰式終了後はファンのサインにも快く応じ「騎手の時以来だよ」と笑顔を見せた。

最終日の3日日曜は中山、阪神、小倉で計4頭がスタンバイする。