ドバイターフ(G1、芝1800メートル、30日=メイダン)に挑むドウデュース(牡5、友道)が13日、栗東トレセンで追い切りを行った。

武豊騎手を背にCウッドでハーパー(古馬オープン)と併せ馬。前日の雨による重たい馬場をものともしないパワフルな動きで、ハーパーを大きく突き放した。Cウッド6ハロン79秒5-11秒0と好時計をたたき出した。

武豊騎手は「相変わらずいい動きだなと。反応も抜群でした。折り合いもバッチリだったし、特に不安材料は何もない」と納得の表情だ。有馬記念からの変化を聞かれると「星の数が増えたね」と笑いを誘った。

昨年はドバイまで行ったものの、直前で左前肢ハ行のため出走取り消し。「今年こそだね。昨年は悔しい思いをした。ゲートインすらしていない。有馬記念でいいレースができたし、今年はこの馬にかけるものが大きい」と絶大な期待を寄せていた。