栄光の記憶が紡がれた。(有)シルクホースクラブ主催の「アーモンドアイのJRA顕彰馬祝賀トークショー」が14日、都内で行われた。コロナ禍に重なった同馬の活躍を多くのファンと共有し、感謝の気持ちを伝えるべく、企画されたイベント。会場には多くのファンが集まった。

 

クリストフ・ルメール騎手、国枝栄師、そしてシルクレーシングの米本昌史代表、椎本英男助手、根岸真彦助手、ノーザンファーム天栄の木実谷雄太場長が参加。関係者らが現役時代、今のアーモンドアイを語った。

 

来場者からは“禁断”の質問も飛び出した。アーモンドアイとイクイノックス、10回走ればどちらが強いかというもの。鞍上はもちろん、2頭とも主戦を勤めていたルメール騎手。これには同騎手も頭を抱えて答えには窮した。

 

「多分、フィフティー、フィフティーですね。2頭とも素晴らしい馬。2400メートルでもとても強かったですね。この距離でもいい瞬発力を使って、ゴールまで伸びてくれました。2頭ともスタミナはありましたし、ずっといいペースを維持することができました。どちらが強いか、あまり言えない」

 

悩みに悩んで、互角の勝負との結論を出した。