昨年の覇者ウシュバテソーロ(牡7、高木)は、18、19年のサンダースノーに続く史上2頭目の連覇を逃した。後方待機から自慢の末脚を繰り出したが、逃げ切った地元UAEのローレルリバー(牡6、B・シーマー)から8馬身半差と大きく離された。サウジCに続く2着と海外G1・2勝目はお預けとなった。

高木師は「力は出してくれたんですけど、1頭強い馬がいましたね。馬の状態を見て、次を目指して行こうと思います」と語った。

ウィルソンテソーロ(牡5、小手川)が4着に食い込んだ。

ドゥラエレーデ(牡4、池添)が5着。落馬したルメール騎手からマーフィー騎手に乗り替わったデルマソトガケ(牡4、音無)、は6着だった。