ドバイワールドカップデー(30日=メイダン)の2Rで行われたG2ゴドルフィンM(ダート1600メートル)は1分37秒49という遅い時計の決着となった。

2月のサウジCをハイペースで3着に逃げ粘ったサウジクラウンは好位追走から直線でズルズル後退。昨年快勝のアイソレート(前走サウジC6着)も先行争いを演じたウォークオブスターズに競り負ける形の3着に終わった。勝ったのは米国から参戦したトゥーリバーズオーバー(セン4、D・オニール、父タマークズ)。ゴール前で鮮やかな差し切りを決め、重賞初制覇を果たした。

1分37秒台の決着はタペタからダートに戻った15年以降で最も遅い決着。昨年の勝ちタイムは1分35秒71だった。