ディープインパクト産駒の英愛ダービー馬オーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)はまさかの最下位12着に終わった。

日本のオッズでは2番人気に推され、道中では後方につけて直線でムーア騎手が追い出したが、まったく伸びなかった。ブービー11着馬からも5馬身3/4差と大敗した。

エイダン・オブライエン調教師は「ちょっと期待外れだった。ライアン(ムーア騎手)は『彼は不満げだった』とだけ言っていた。まったく反応してくれなかった」と振り返った。前走ではBCターフを制してG1・5勝目を挙げており、4カ国目のG1制覇が期待されていた。これまでも成績にはむらがあり、英2000ギニーでは12着、「キングジョージ」では10着に敗れている。

レースは8番人気の地元馬レベルスロマンス(セン6、C・アップルビー)が制した。勝ち時計は2分26秒72。日本馬はシャフリヤール(牡6、藤原英)が2着、リバティアイランド(牝4、中内田)が3着、ジャスティンパレス(牡5、杉山晴)が4着、スターズオンアース(牝5、高柳瑞)が8着だった。