牝馬として76年ぶりの制覇を目指すレガレイラ(牝3、木村)は美浦ウッドで2頭併せを行った。

リアグラシア(古馬3勝クラス)を追走し、直線は内へ。鞍上が手綱を持ったままスムーズに差を縮め、そのまま手応えよく先着した。馬場の真ん中を通り、6ハロン83秒8-11秒3をマークした。

木村師は「シンプルにしっかりと元気よく出て、道中もライダーの指示通りに折り合い、反応もあるかを確かめる程度で(強く)追う必要はないと思っていました。最後の強弱はライダーに一任していましたが、結果的にハンドライドする必要はなかったです。厩舎に帰ってからも順調に来ています」と充実した表情を浮かべた。

前走ホープフルSでは牡馬相手に差し切り勝ちでG1制覇。牝馬として史上3頭目の皐月賞制覇へ「何かを決めつけていくのではなく、中央競馬のファンの皆様に喜んでもらうためには新しいことにチャレンジしていかなければならないと思っています」と力を込めた。