76年ぶりの牝馬Vがかかっていた1番人気レガレイラ(木村)は6着に敗れた。スタートで行き脚がつかず、道中は後方集団の中で脚をためた。4角で外に進路を取りながら直線へ。大外から上がり最速タイの末脚を繰り出したが、前との差を詰め切れず偉業達成とはならなかった。北村宏騎手は「ゲート裏で少し気持ちが盛り上がるところがありましたが、駐立までには気持ちを整えられたし、しっかり真っすぐと立っていられました。どうしても1歩目が速くないので、前に入られる形になり、後方からになりました。進路を作りながら運んで、3角から押し上げるように行って、4角で少しもたれる面はありながらも伸び始めてくれました。最後は思ったより苦しい感じの伸びで、前を捉えられるまでにはいきませんでした」と振り返った。

管理する木村師は「返し馬の質も良くなかったし、スタートも良くなった。申し訳ございませんでした」と話した。