13日の中山GJを勝ったイロゴトシ(牡7、牧田)は休養を挟み、12月21日の中山大障害(J・G1、芝4100メートル)を目標にローテーションが組まれる。16日、管理する牧田師が明かした。

牧田師は「強かったですね。厳しい競馬になりましたが、最後までよく頑張ってくれました。昨年は夏負けの影響もあり、中山大障害を使えませんでした。今年はそれを考えて、夏は休養し、いい状態で使えるように調整していきます」と話した。

YouTubeのJRA公式チャンネルでは、レース後に、同馬に騎乗した黒岩悠騎手(40)が装着していたジョッキーカメラの映像が公開された。ゴール前では鞍上が後ろを振り返り、勝利を確信。残り50メートルのところで「康太! 勝ったぞ!」と叫び、10日にこの世を去った藤岡康太騎手へ思いを届けていた。