3番人気リアレスト(牡、尾関)が直線で差し切った。勝ち時計は2分18秒8。道中は後方勢の一団だった。4角から徐々に進出し、外から前を差し切りにかかる。直線残り100メートルで完全に先頭に立ち、1馬身1/4差でゴールした。

田辺騎手は「スタート次第で前に行きたかったが、二の脚で他馬にかぶせられる形になって、予定より位置が下がってしまった。でも競馬はたんたんとしていて、前との距離を測りつつの競馬をして、どれくらい伸びるかと思っていたら、思った以上に反応が良かった。まだ緩いし成長の余地もある」と素質を評価した。

尾関師は「ここ2戦はいろいろ向かなかったというかついていなかった。力を発揮しきれないでいた。今日はいい馬場でやれたし、少し上がりがかかって、長い脚を使えるこの馬に向く形だった。まだ緩いし、伸びしろはある。この先楽しみです」と話した。