2年目の小林美駒騎手(19=鈴木伸)が21日、春の福島開催最終日に存在感を大きくアピールした。

5Rを10番人気デアパーディタで制し、7Rを所属厩舎の4番人気ニシノアヤカゼで勝利。メインの福島中央テレビ杯(2勝クラス、芝1200メートル)も同じく自厩舎の9番人気アシャカタカ(牡4)で鮮やかに逃げ切り、自身初の1日3勝をマークした。年間の勝利数は早くも2年連続の2桁に到達。前日時点で3勝だった春の福島開催の勝利数を6勝まで伸ばし、この日1勝を挙げた丹内騎手に並んだ。2着数の差で開催リーディングにはならなかったものの、人気薄の伏兵を次々と好走に導き、飛躍の福島開催となった。