1番人気に推された白毛馬アマンテビアンコ(牡、宮田)が直線で力強く伸びて、新体系となったダート3冠の1冠目を制した。勝ち時計は1分53秒9。

道中は4番手を追走。最内枠からハナを切った紅一点アンモシエラが直線半ばまでしぶとく逃げ粘ったが、残り100メートルで捉えると、最後は1馬身差をつける完勝だった。テン乗りで勝利に導いた川田騎手は「まずは無事にレースを終えることができて何よりです。スタートはつまずかないように出して、その後にリズムを取って動いていける形を取りました。ゴールまでにはきっちり捉えてくれる雰囲気でしたので、無理せずゆっくりつかまえにいこうと思いました。今年新たなに整備されたダート3冠の第1弾をまずは勝つことができました。東京ダービーに向けて次もいい準備して走ってくれればと思います」と胸を張った。

大きく離れた3着争いは、最低人気だった船橋のフロインフォッサルが浮上。雲取賞勝ち馬ブルーサンは好位追走から早めに手応えが怪しくなり、掲示板外に沈んだ。

馬連(1)(4)850円、馬単(4)(1)1230円、3連複(1)(4)(5)1万7270円、3連単(4)(1)(5)4万5190円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)