20日の福島牝馬Sで落馬し頭部の負傷と発表されていた吉田隼人騎手(40)について、兄の吉田豊騎手(49)が25日、容体について語った。

美浦トレセンで取材に応え「福島の病院に会いに行きました。(外傷性)くも膜下出血です。意識はあって手などは動かせますが、意識障害があって、しゃべったり記憶の面などで後遺症が残るかもしれない、という状況です。先生からも長い目で見てほしい、と言われています。あれだけの落馬で命は大丈夫なのでよかったです」と神妙な表情で話した。

吉田隼騎手は福島牝馬Sでライトクオンタムに騎乗。3コーナー入り口で落馬し、JRAから21日に頭部の負傷と発表されていた。