3番人気のティントレットが直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。時計は1分12秒8(良)。矢野貴之騎手(39)は16年以来2度目の優駿スプリント制覇、荒山勝徳師(55)は昨年のフジコチャンに続く連覇となった。
矢野騎手が「今日のテーマだと思っていた」という一気の“距離短縮”。門別時代を含めた通算10戦はすべて1700メートル以上で走ってきた。羽田盃は7着、前走の東京ダービーは最下位の16着に敗れ、陣営は今回1200メートルに矛先を向けた。
「(前走の)東京ダービーで初めて乗って、スピードがあるなという印象。ペースさえ対応すれば結果がついてくるんじゃないかと思っていました」と鞍上。二の脚で確保した外3番手から抜け出し、追ってきたギガースに2馬身半差の完勝だった。
この勝利で地方通算900勝を達成した荒山師は「クラシックは4角をいいポジションで回りながら垂れちゃったけど、今日は最後まで伸びてくれた」と笑顔を見せ、次走については「明日の朝にでもティントレットと相談してみます」と伝えた。【渡辺嘉朗】
◆ティントレット ▽父 ホッコータルマエ▽母 マニエリスム(ゼンノロブロイ)▽牡3▽馬主 吉田照哉▽調教師 荒山勝徳(小林)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 11戦4勝▽総獲得賞金 3811万円▽馬名の由来 イタリア語圏の人名より

