フランス武者修行の成果を見せる! 秋華賞トライアル、ローズS(G2、芝2000メートル、15日=中京、3着まで優先出走権)で、岩田望来騎手(24)がラヴァンダ(中村)とのコンビで重賞制覇を狙っている。今夏2カ月の仏遠征から帰国した鞍上は、心身ともに充実ムード。秋のG1戦線へ、弾みをつける勝利を目指す。
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顔つきがより一層、りりしくなっていた。8月21日に仏遠征から帰国した岩田望騎手は、わずか3日後の同24日土曜中京10Rで、帰国後初勝利。騎乗ぶりには、力強さが増していた。
仏遠征中は8月8日サンマロ競馬場でメイショウボヌールを勝利に導き、欧州初白星。慣れない環境に身を置き、貴重な体験を積んで手応えもつかんだ。
「日本の競馬と根本は変わらないですが、馬場、ペースが異なり、隊列のタイトさなど違いは多かったです。その中でメイショウボヌールの勝利はうれしかったですね。自信になりました」
精神的にも鍛えられた2カ月だった。異国では毎日が新しいことの連続。
「フランス語は難しかったですし、英語もスムーズとはいきませんでした」
そんな苦労も、将来の糧と思って努力を重ねた。
「今、フランスに行ったことで自分がどれだけ変わったかは分かりませんが、いつかこの経験が結果として表れればと思いますし、これから頑張っていきたいです。この秋は、G1を勝ちたいですね」
秋のG1シーズンを前に、まずは今週の重賞制覇だ。ローズSでは、ラヴァンダと3戦連続5度目のタッグを組む。5日の1週前追い切りに騎乗。Cウッド6ハロン80秒9-11秒2で感触を確かめた。
「調教ではいつも動く馬ですからね。今回も動きは良かったです。春から大きくは変わっていませんが、状態はいいと思います。あとは、精神的に落ち着いてレースに臨めれば」
磨きがかかった“豪腕”でタイトル奪取へとエスコートする。【藤本真育】

