ハッピーマンが内から鋭く差し切って重賞初制覇を果たした。実はレース前、坂井騎手は8月から兵庫に復帰したレジェンドからアドバイスを受けていた。
「小牧先輩から『今日は(馬場の)内やで』と聞いていました」
効果はピタリと出た。序盤から内ラチ沿いにこだわり、中団で脚をためた。4角で他馬が外へ持ち出すなか、ここでも内にもぐり込んで直線に入ると、逃げ粘るコパノヴィンセントを残り100メートルでとらえた。
収穫の大きい勝利だ。鞍上は「行きっぷりが良くて抑えるのが大変でした。最後は進路さえ開けばと思っていました。1周もこなせたので、幅が広がったと思います」と笑顔を見せた。
次走について、寺島師は「馬の状態を見て、全日本2歳優駿(Jpn1、ダート1600メートル、12月11日=川崎)を考えたいです」とさらなる大舞台を視野。2歳ダート王の座が見えてきた。【松本健史】
◆ハッピーマン ▽父 ダノンレジェンド▽母 ベルミュール(キングカメハメハ)▽牡2▽馬主 田辺滋久▽調教師 寺島良(栗東)▽生産者 桑田牧場(北海道浦河町)▽戦績 3戦2勝(うち地方1戦1勝)▽総獲得賞金 3880万円(同3000万円)▽馬名の由来 曲名より
◆兵庫JG勝負服
<コパノヴィンセント=2着>吉村智騎手 まだトモが緩いなかでもしっかり走っていました。勝つかなと思ったけど、勝ち馬が強かったですね。
<ヤマニンシュラ=3着>幸騎手 控える競馬でしたが、キックバックを嫌がらずに走ってくれました。前のコパノヴィンセントをかわせればと思ったけど、一瞬で勝ち馬に差されました。
<ヴィグラスデイズ=4着>服部茂騎手 ペースが落ち着いても掛からずに折り合ってくれた。最後は経験の差が出た。
<コスモストーム=5着>秋山騎手 力は出せたと思うが、3~4角でステッキを入れたときの反応が微妙だった。敗因は分からないです。

