4年目の鷲頭虎太騎手(21=井上)がジオフロント(牡7、清水久)で勝利し、自身障害20戦目でうれしい初勝利を挙げた。

大外14番枠から好位で運ぶと、3コーナーで2番手まで押し上げる。直線はじわじわと脚を伸ばすと、残り100メートルで前を交わし、外から追い上げるプラチナトレジャーを鼻差しのいだ。レース後に検量室へ戻ってくると、馬上でガッツポーズ。出迎えた同期の佐々木騎手と抱き合って喜びをかみしめた。

函館出身の同騎手は22年にデビュー。平地では今年2勝を含むJRA通算21勝。障害は23年11月に初騎乗。二刀流で騎乗を続け、結果を出した。「理想的な競馬でした。平地力に自信がありましたし、3キロ減も生きてくれました。僕も馬も障害では未勝利でしたが、馬が経験豊富で僕をリードしてくれました。悔しい思いをしてきましたが、清水(久)先生が根気強く乗せてくださり、関係者の方々、オーナーさんに感謝の気持ちでいっぱいです」と汗をぬぐった。