今週末のJRAの重賞は日曜小倉の北九州記念のみ。北九州記念に出走するヤマニンアンフィルとヤマニンアルリフラは母ヤマニンパピオネのきょうだい。楽しみなきょうだい対決です。

きょうだいという点で最も気になる出走馬は、じつはスリーアイランドです。アイルランド生まれで、父ズースター、母エントリート。21年に英国のタタソールズオクトーバーセールに上場された馬です。

当時のカタログを見ると、半兄にロイヤルアスコットの3歳のスプリントG1、コモンウェルスCを勝ったゴールデンホードがいる良血でした。22年秋にデビューし、芝1200メートルで4勝。日本のスピード競馬に対応するのだから、この馬を日本へ連れてきた関係者の仕事は素晴らしいなあ、と思います。

このスリーアイランドの2歳下の半弟が土曜夜、今週世界で最も注目の一戦といっていい、エクリプスSを走ります。名前はカミーユピサロ(父ウートンバセット)。昨秋に仏G1ジャンリュックラガルデール賞を勝って、今年は仏2000ギニー3着から仏ダービーを勝ちました。エクリプスSはオンブズマン、ソジー、ドラクロワ、ルーリングコートなどが顔をそろえた好カード。カミーユピサロが活躍すれば、スリーアイランドの繁殖牝馬としての価値もさらに上がることになります。遠く離れた英国と日本で、母エントリートのきょうだいに注目です。【競馬デスク@築地】